三島由紀夫原作ーBSジャパン「命売ります」第4回視聴率は? ー 平成の毒婦?

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第4話あらすじ

episode4 「平成の毒婦」
3回連続死ぬことが出来ず、疑心暗鬼になる羽仁男(中村蒼)。
そこに、訪れた4人目の客は、結婚詐欺師に身内を殺されたという被害者遺族たち。
平成の毒婦とも言われる宮出詩織(松下由樹)の犠牲となった人たちは、警察には自殺と判断されていた。
今まで、犠牲となった男たちは、詩織に金を貸して、金を返せと迫ったところ、詩織に練炭自殺に見せかけて殺されてきた。
遺族たちの依頼は、羽仁男に詩織の犠牲となって死んでもらい、犯行を暴いて欲しいと言うもの。
羽仁男は依頼のために、金持ちの男かのように偽装して、詩織に近づき、騙そうとするが…。

ー from Official Site ー

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Luna+的見どころ解説+感想

「神様なんていないですよ」

今回の羽仁男はちょっと変でしたね。
「誰かを喜ばせるために死にたいわけじゃない」
今回そんなことを初めて言いました。
でも、過去3回の未遂だって誰かのエゴで本人の喜ぶ結末のものだったのでは?
これだけ思うように死ねなかったら自分の運命に悩みが出てくるのも当然かも知れませんね。
そういうのが逆に人間くさいのではと思いますけど。
結局はこの依頼を受けてしまうわけです。

喫茶店の杏子さん。
出しゃばりますが相手に撃沈されましたね。
流石に百戦錬磨の毒婦・詩織にかかっては相手になりませんでした。
「女の事は女が一番よく分かる」って詩織の言葉になってしまいましたからね。
でも、結局すんでの所を助けたのは杏子さんだったから良かったかな。

どんなに詩織が優しい言葉を吐こうとも、多分こいつは毒婦だろうと思ってみていたからでしょうか、結果は驚きません。
死にたがりの羽仁男さえ、
「もう少し一緒にいてみない?」
という言葉に嬉しそうに微笑んでいましたし、それが羽仁男を救った言葉のようにも響きました。
こういう女の怖い実話の犯罪もありましたよね。

三島由紀夫がこのお話を書いたのはもう50年以上前のことです。
当時「婚活」という言葉も無かったし、簡単に出会えるサイトも無かったはず。
でもこうやって繰り返し男性を罠に嵌めるお話を考え出したのは凄いと思いませんか?
やはり本当に面白いものは古くならないのでしょう。

ということで、昨今こういうお話が現実っぽくテレビのニュースでも聞く時代に生きていると、今回ストーリーはリアリティーがある反面シュールさに欠けていつもの面白さが半減してしまったところもありますよね。
最後の飛び降りのシーンは衝撃的でしたが…
でも、次回も放送がありますので、これは別の人なんでしょう。

ということで次回はシュールにお願いします!

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