三島由紀夫原作ーBSジャパン「命売ります」初回視聴率は?ーシュール!!

Episode.1 「開業。命売ります」

変わらぬ社会、延々と続く日常に見切りをつけ、自殺を図った山田羽仁男(中村蒼)。しかし、死ぬことに失敗した羽仁男は、助かった自分の命を売り物にして商売をすることを思い立つ。そんな羽仁男の所には、毎回様々な癖のある依頼人が訪れ奇妙な要求する。最初の客・岸(田中泯)の依頼は、自分の若き妻(橋本マナミ)と関係を持ち、その愛人(大杉漣)に見つかって殺されてほしい、という奇妙なものであった…。

from Official Site

Luna+的見どころ解説

シュールです。
思っていたとおり!
面白かったですね。

三島由紀夫の生きていた時代にいただろう猛烈サラリーマンです。
ハンサムで仕事も成功している山田羽仁男。
名前は今時じゃ無いでしょ。それが良いんだけど!
でもノートパソコンを使っているから現代劇には置き換えてるんでしょうね。

死にたかったのに自分では死ねなかった。
そこから「命を売ります」商売を考えつくわけですが、
なんだか男のロマンというか…美しく散りゆく三島由紀夫に通じるロマンがギラギラ見えるじゃありませんか。
ハードボイルドドラマですよ!

田中さん演じるこれまたシュールな老人男が寝取られ元妻と一緒に死んでくれと頼んできます。
寝取った男に元妻とベッドで抱き合ったまま殺されて欲しいと。
そう、殺され方に依頼人のストーリーがあるんです。

元妻とベッドで抱き合うためには彼女を落とさないとならないですよね。
死にたいと願う羽仁男ですが真面目にその算段をするあたりは、猛烈サラリーマンの影が残っています。
「押して、押して、引け」
元々ハンサムのモテ男なのでその辺りはもう段取りよく元妻の橋本マナミちゃんをまんまと落として本懐を遂げますが…

結局は、やっぱり人の考えていることは第三者には解らないってことかな。
誰もが元妻と寝たら彼は殺されると言いました。
でも、殺されたのは元妻だけ。
死にたい男に死をプレゼントしてくれないんですよ。

「でも、私はまだ死にたくないの」

元妻は言っていました。
でも、死んだのは彼女。

始まりが午後8時という比較的早い時間にもかかわらず結構Hな場面も綺麗に作りこんでいました。
女は綺麗に永遠にカメラのフィルムの中に閉じ込められて、
その記憶だけで用済みなんです。
このドラマ、もう「男の美学」なんて言葉がささやかれたよき時代の任侠映画みたいなものかも。

ニヒルに死にたいと笑顔で言う羽仁男に
「じゃぁ殺さない」
と、あっさり放免してしまうんです。
その冷静な言葉の男は元妻を殺し永遠に自分のものだけにしたと、
寝取られ元夫はその男の深い愛情に満足して立ち去るんですよねぇ…

書いているといろいろ複雑な人間関係なんですが、男の目線でみたらこの終わり方しか何じゃ無いかなぁと思えるんですね。
先ほども言いましたが、ロマンですよ!
はい、女の子となんかちっとも考えてない男のロマンだらけでした!
でも、面白かったです!

【命売ります】 各話あらすじ 視聴率

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