松嶋菜々子主演・ドラマ『女の勲章』第1話の視聴率は8.1% 大作と打ってもダメなものはダメ!

【女の勲章】第1話・概要

大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。
戦前の船場はしきたり通りに生きることが当たり前の時代。そのしきたりを戦争が木っ端みじんに破壊し、皆が生きることに精一杯の式子が見つけた道具屋のミシン。それは昔、式子の家にあったミシンであった。

しきたりの中では叶わなかった「洋服のデザイン」という仕事が、これからの生きる糧になると時代を読み行動する式子。そこには船場の商人の血が流れていた。

自宅を改装した洋裁教室は評判となり、それから数年ののち三人の弟子・倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)と共に、甲子園に服飾学校の設立に向けて前進していく。

八代銀四郎(玉木宏)は東大を卒業し持ち前の容姿を武器に式子に接近し、自分の手腕を高く売り込む。欲しいものを貪欲に求める彼の商人の力はあるときまでは式子に成功をもたらすものであったが…

華々しく甲子園校の開校を目前に控えた式子の前に関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)が立ちはだかるが、間一髪に開校許可を取り付けられたのは銀四郎の巧みな女性対応の手腕によるものであった。

式子は着実に実力を認められ、更なる洋裁学校のチェーン店化に向けて進む中、銀四郎は式子のみならず、弟子の倫子やかつ実とも関係を持つようになっていく。
嫉妬、ねたみ、そういう独特の女の感情を巧みに利用し、自分の手の中で全てを牛耳ろうとする銀四郎。
そんな銀四郎によって渦の渦中に放り込まれた式子の前に、銀四郎の東大時代の恩師の白石が登場する。

銀四郎に猜疑心を持ちはじめた式子は、映画の衣装デザイナーを引き受けた華やかな記者発表の席から銀四郎とかつ美の密会の場である職員室へと向かっていく…

第1夜の平均視聴率は8.1%

Luna+的見どころ解説+感想

もちろん狙ってのことだと思いますが…
あの古くさいナレーション。
前回「松嶋菜々子主演『女の勲章』豪華キャストの山崎作品だけどでも今時の話じゃないって!」にも書いたとおり、今の時代にこれが必要でしょうか?

滑稽なくらい意地悪な関西デザイナー協会会長。
こんなあからさまなイヤミを言って何か得があるのかしら?
現実にこんな人がいたら逆に嫌われて会長なんかになれません。
せいぜい井の中の蛙くらいに小さな会社のワンマン社長が関の山だわ。それとも、そんな雑な人間関係でのし上がれた時代なのかしら?

そして銀四郎という男、魅力的ですか?
騙される女性達はこの男と何を天秤にかけたのでしょう?
彼女たちにはしっかり才能もあり、そこそこの野望も持っているんですよ。
この男が必要ですか?

たくさんの???が付いてしまいました… だって理解に苦しむから。

合計4時間のドラマの中で人物を丁寧に描く時間は足りないのかも知れません。
それにしたってこんな男に踊らされる同族の女子たちを観てどん引きしちゃうのは私だけ?

後半ネタバレになりますが、式子は生き馬の目を抜くような生き方の銀四郎より安らぎを与えてくれる白石へと大きく心が傾いていきます。

で、過去の銀四郎との関係が暗く影を落とすって…

今や「あなたのことはそれほど」の時代! 1番目2番目と天秤にかけて自分のエゴイズムを堂々と貫くことに遠慮のない時代でしょう?
自立した女性が堂々と生きることが許されなかった時代という設定では納得できません。

人は時々、悩むことでヒロインを演じるときもあります。悩む自分が愛おしくなる瞬間がね。
でも、必ず気づきます。長いトンネルでも脱けないトンネルはないんです。

山崎豊子さんが式子にみたのはもしかすると山崎さん自身の嫉妬なのかもしれません。
そんな結末が第2話に待っています。

もう本当は観たくないなぁ…

【女の勲章】 各話あらすじ 視聴率

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