キングコング<映画・DVD>ゴジラと双璧の巨大キャラクター映画は何度もリメイクされてます!

現在上映中の「キングコング -髑髏島の巨神-」

ゴジラ同様にキングコングも何度もリメイクされています。
これから紹介するのは前回のリメイク版です。この当時は映画館で観ましたが、今はオンデマンドの時代なので、よほど期待している映画くらいしか劇場では観なくなりましたね。

そしてこういうアクション系やパニック系、恐怖系のハラハラドキドキに疲れてしまう年になっちゃって…
劇場で観るのはハートフルなお涙ぽろり系がだんぜんに多くなって来ています。

ということで、現在公開のものは、動画配信サイトに回ってからまたご紹介しますのでまずは一つ前のレビューをどうぞ!

キングコング

監督: ピーター・ジャクソン
出演: ナオミ・ワッツ、 エイドリアン・ブロディ、 ジャック・ブラック
原題: KING KONG
制作: 2005 ニュージーランド/アメリカ

この作品はえっと…悲しかったです。猫などの動物ものとなんか近しい気持ちで観てしまって…弱いです。古くは、「ハチ公物語」も「キタキツネ物語」も先の展開を恐れて観ることができない作品です(でもハチ公は観ちゃいました)
本作品も映画館で大泣きしましたね。いやぁ、連れの友達に恥ずかしかった記憶があります。

「オカルトもの」「スプラッターもの」「暴力もの」「動物もの」苦手ジャンルですがこれは動物もののくくり?

単純に「悪は亡びる」という構図ならばパチパチと手を打って終われるわけですが、コングは悪くないじゃん? エイリアンだってプレデターだってだいたい人間は性格の悪いヤツからやっつけられていくから、まだ観ながら不条理ながら納得していけるんですが…これにはそういう定説のようなものは有りません。
良い人が本当にあっさりお亡くなりになって、私自身がとても空しくなって最後はもうコングに群がるお馬鹿な民衆達が全員「悪」に思えて寂しくなっちゃっいような映画でした。

そういう後半部分をカモフラージュするがごとくウイットに富んだ台詞回しで結構笑わせてくれる前半はとても素敵。
コングが出てくるまで1時間以上も有るのが退屈だったというご意見も有るようですけれど、あの部分でピーター・ジャクソン監督はコングの「敵」である民衆を上手に描いていたと思ってます。
こういう時代だからコングは生きられなかった。彼自身がコングを愛して納得したいように描いている気がしましたね。

しかしこれ、昔々の原作を読んでみようかと思ってます。今更な古い作品ではありますけれどスカル島のダーウィンの進化論を全く無視した空想空間を 1933年版の監督のメリアン・C.クーパーと原案者エドガー・ウォレスがどう作り上げていったのかとても興味が出てきました。それをまたピーター・ジャクソンがもう一つイメージを捏ねくり回したのでしょうからそのへんを比較してみたいです。

いやぁ単純に1933年版「キング・コング」を観てしまってはSFX技術の違いからお話にならないだろうからダメですよ。そして現代のキングコングがこのピーター・ジャクソンとどう対決するのか見比べてみるのは楽しそうです!
そんな更なるイメージを広げさせて貰ったスカル島であります!

さて、本作の重要人物のアンについてはコングと恋をした訳じゃないのでしょうか。最後エイドリアン・ブロディと抱き合ってましたから、これが最初に彼女の台詞にある「真実の愛」って彼とのことでしょう?
そうなるとコングとは何だろうとやっぱり考えますよね。
私はこれ、依存だと思うんです。彼女の本能的な動物の瞬間の選択行為だったんだろうって。
弱肉強食の自然摂理のなかで生き残るためにはとても重要な判断だったのでしょうね。それから先は愛着かな…
事実、彼女は生き残ってスカル島より無事に脱出してますから。ちょっとしたたかだったよね…とか思ったりもしてます。
まあ、アン役のナオミ・ワッツが好感の持てる女優さんだったのでまあ、こういう女性っぽさはイヤミもなかったですが。
これがキャサリン・ゼタ=ジョーンズとかグウィネス・パルトローあたりが演じてたらちょっと嫌かも…

エイドリアン・ブロディもこういう2枚目の役は珍しい感じですが良い男役やってました!
それから、監督カール役のジャック・ブラック。子供に言わせれば真っ先にコングに成敗されちゃって良いキャラなんですけれどね、なんだかそこまで憎めない。アッケラカンとこの時代を演出したような感じでした。

オリジナルの作られた当時は人間のエゴをむき出しに何でもありの暗黒な時代でしょ。
あたりまえに大人達がギラギラと大きな夢を見いえいられた時代だったのかも知れません。だからその象徴のようにでっかいキングを生み出し征服する。
それからの半世紀以上で人間も進化してるんだって思えるます。
だからジャック・ブラック最後の台詞「美女が…(ネタバレにならないようにここまでね…)」も今の時代ではもう少し襞の細かい人間像で描いてくれた台詞でないとちょっとつまらないし響いてこないんじゃないでしょうか。

ああ…だけどスケートのシーンは幻想的で終幕までの悲劇のカンフルとなります。名場面ですね。とてもとても好きだわ。
コングもとても好き!
登場からの2時間は私は始終コングに対して声援送っていましたね。常にコングサイドのサポーター気分でした。
いやぁ、歯並びの悪い(どして?)T-レックスをねじ伏せたコングは本当にヒーローそのものでしたね。

是非、是非、今公開「キング・コング – 髑髏島の巨神 -」と比較してご覧くださいませ。

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