Dear フランキー<映画・DVD>忘れられない大好きな映画をここに!

監督: ピーター・ジャクソン

出演:エミリー・モーティマー 、 ジェラルド・バトラー、 ジャック・マケルホーン、シャロン・スモール
原題: DEAR FRANKIE
制作: 2004 イギリス

評価:★★★★★

2005年に単館上映で日比谷の映画館で観たときから忘れられない一本になった作品です。DVDも購入しました!
当時すごかった叔母様方の「ペ騒動(ヨン様ね)」と比べれば私の「バトラー大好き!」の情熱などほんのわずかでしたが、でも恋心に似た気分でバトラーを好きになってた記憶があります。
もちろん、「オペラ座の怪人」のバトラーものとしては外せませんでしたが、あれは半分の顔はわざわざ隠しちゃってますからね(怪人だもん…)お姿はこちらで堪能いたします。

と、何やらただのバトラーオッカケの偏見でだからお勧めしてるわけではありません。
もうひと味もふた味も違った噛みしめるといつまでも美味しいスルメのような味のある作品だったと思っています。傑出です。

監督はアイルランドの女性監督

この人この映画でしか知りません。だけどね、女流っていう括りにズボッって填りきって、もう誰から押されようと揺るがない存在感で作り込んでいるって思いました。
非常に女性が作った映画という臭いプンプンです!
演出の端々に彼女の日々の細かい ものに気がつく感性を散りばめてあったから、初めから最後まで話をねじ曲げて納得させるようなところが全くないんですね。世の中には宣伝ばかりでスカスカな映画もごまんとありますから、こういう映画にであったときは本当に嬉しくなります。

公開当時は残念ながら興行館が少なくて見逃した方も多かったのじゃ無いかと思います。是非是非この記事を信じてご覧くださいませ!
DVD購入してもオンデマンドに契約しても絶対損にならないようなここぞのポイントをお教えしますね!

— 以下、ネタバレですので読みたくない方は他の記事へお回りくださいませ。でも、読んだらもっと観たくなるかも知れません!!

父親代わりを演じてもらおうと雇ったバトラーは終始「ストレンジャー」というあだ名でしか登場してきません。この呼び方が「あなた」となるべき展開はこの映画のあとに自分で空想で楽しんでくださらないといけないんです。
だけど、そんな「観た後まで美味しい」というのはこの映画のお得さを物語る一つなんだと思ってます。

幸せだとは言えない日々の中に、それでもとてもとても大事にしてる宝物が彼女には有ります。一人息子ね。
その特別な大事さがちゃんと画面から伝わってきましたねぇ。だから、まずその子がストレンジャーを求め出したとき彼女は父と嘘をつく罪悪感より彼の幸せそうな姿を見ることに幸せを感じるって気持がよく解 るんですね。
ママのリジーは幸せだったことがないから自分に関わる人との関係を作るのがとても下手くそ。その彼女がほらほら彼に惹かれていくんですよね。あま り知らないストレンジャー(よそ物)にです。
それでも紹介してくれた女性に「ねえ、ねえあの人はどういう人?」とは聞けない。それは知らないままの方がいいって彼 女の気持ちなんでしょうか。
…でね、それでも…どうしてもって思いが本当にビンビンくるんです。一緒に暮らす母親(田舎臭いおばあちゃんでしたけど…)がそ ういう彼女の気持ちを表すように爪にマニュキュアを塗ったりして、息子からリジーにそしてリジーからおばあちゃんにっていう親子ならではのシンパシーが盛り上げていくんです! 本当にいいですよ!

さて、お勧めのポイントです!

なんとなく気持を触れ合わすようなイベントもありながら、でもお互いの気持の行き場がないままストレンジャーは役目を終える時が来ます。「さよなら、ありがとう」ふたりはそう言うしかありません。(実際の台詞ではありませんが…)でね、玄関に送り出すわけですね。あの階段を下りていったらもう本当のストレンジャーになってしまう人であります。ああ…「嫌、嫌、嫌」「ダメダ メダメ」と私も焦れてます(笑)

でね、はい…長く長く見つめ合います。まだまだまだ…ただただ目をじっと見つめます。う・う…長いこの沈黙で十分映画代を払い切った感じです…はい。こ の後ゆっくり顔が近づいてキスですが、これも遠慮がちなキスでね、この辺がまたとても壊せない大事な想いって感じがしてほ~んとたままらないんですね。ああ ああ。よかったなぁ! みなさんにもなんとか通じたでしょ?

一番最後、彼女はやっと聞きます。「あの人誰?」

ここまでやったご褒美にと話の展開はやや丸く収まる的な終幕を迎える感はありますが、だけど何度も言いますけれど幕が下りて終わりじゃない。イメージはこの先にまでいくらでも広がっていける素晴らしい作品でした。

はい、ご覧になった方の感想もお聞きするのがとても楽しみな一編ではあります。

是非!ご覧ください!

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